投稿者: Sopak-C担当M
投稿日: 2024-07-22

最近弊社のお客様のなかでも、導入される際に
「録画期間は少なくとも1年は欲しい」
「2年でも少ない。もっと伸ばせないか?」
などなど、非常に長期間の録画映像の保存期間をお求めになる方が多くいらっしゃいます。どうして今、カメラ映像の長期保存が求められているのでしょうか。結論から言いますと、カメラの映像を自社の「資産」にするためです。
なぜカメラ映像が資産になるのか、簡単に説明していきましょう。
カメラを導入する理由として多いのが、お客様からのクレームへの対応です。弊社の板金加工事業で一番活用されているのは、出荷した製品へのクレームが来た際に実際に工場ではどのように生産を行っていたかを確認する時です。製品によっては数年経った後にお客様からクレームを頂くこともありますので、それだけ長期にわたって保存する必要があります。
しかし、現在のトレンドにおける長期保存の理由はそれだけではありません。
理由の一つは、現在のAIブームにあります。
AIに学習させて現在の作業の不手際などを検知しようとされる方が増えていますが、そのためには非常に膨大な時間の映像データが必要であり、適切な作業を数万時間分学習させる必要があります。従来のカメラシステムでも不可能ではありませんが、消えていくデータをもとにした学習は、データの整合性や適切かどうかを担保することは難しいです。
他にもベテランの技術を伝承するときにも、数年以上のデータの中から理想的なものを選べばマニュアルとしてよいものが作成できますし、活用方法は様々です。
長期保存しているカメラ映像を資産として運用することで、不正や理不尽なクレームから身を守るだけでなく、新たな資産(AIなど)の創造にも役に立ちます。とはいえ、カメラシステムに詳しくなければ、どのシステムなら求めるだけの長期保存ができるかどうかがわからないかと思います。
そこでお勧めするのが、弊社が開発した、カイゼンカメラシステムSopak-C(ソパックシー)です。
カイゼンカメラSopak-Cは、半導体製造装置の筐体などを作成する株式会社小林製作所が自社の工場の様子を記録するために作成したカメラシステムです。映像をパラパラ漫画のように静止画で保存することによって、動画に比べ非常に長期間の映像の保存ができ、弊社では2008年から2024年現在までの16年間分の映像が保存されています。また動作の軽快さも特徴で、2008年の映像を呼び出すときも、ものの数秒で見ることができ、飛ばし飛ばしで見ても動画のようにローディングが挟まることもありません。加えてクラウドではなくオンプレミス、現地にサーバーを置いて運用するシステムを用いているため、外部と接続する必要がなく、セキュリティ的にも安心です。
もしご興味がございましたら、ぜひ下のお問い合わせボタンから、お気軽にお問い合わせください。