投稿者: Sopak-C担当F
投稿日: 2024-06-18

このページでは監視カメラで使用される動作検知についてご紹介します。
動作検知とは、監視カメラなどで映像内で動きがあった場合に検知する機能です。
動きを検知した時間を記録してあとで見返す際の見出しにしたり、動きがあったときだけ録画して記憶容量の無駄を削減するために利用します。
近年の監視カメラには一般的な機能として搭載されています。
動画は毎秒数枚から数十枚の連続する写真を連続的に表示することで目の錯覚で動いているように見せています。
そのため動画は連続した写真に分解することができます。
その一枚一枚の写真をフレームと呼びますが、動作検知はこのフレームとその次のフレームの色や明るさなどを比較して差がある一定の量(しきい値)を超えたら検知したとみなすものがほとんどです。
しきい値を設定できるものが多いので、検知しないなと思ったら設定で変更することで僅かな動きでも検知するように設定できます。
監視カメラで動作検知による録画をする場合にはメリットもデメリットもありますので、状況に応じて使い分けましょう。
動作検知を利用することでの一番のメリットは録画を振り返って目的の瞬間を探す際に探しやすくなることです。
動きのない無駄なシーンがカットされ、動きのある時間だけを記録します。
その分の容量を削減でき、録画方式によっては保存期間を伸ばせたりします。
検知日時を一覧したり、シークバーにマーカーしたりしていつ動きがあったかわかりやすく表示するなどして検索性を向上させたりできます。
この方式でも録画を見返す際に動きの無い時間を省略できるので効率的です。
動きが検知されるかが不確実なところです。
一定量動きがないと検知しないため、あまり動かないタイミングで何か起きた場合には動作検知されない可能性もあります。
また、カメラによっては検知の感度調整幅が狭く目一杯感度を上げても検知しないことがあるなども起こり得る為、動作検知を信用しすぎるのは注意が必要です。
あとデメリットとまでは言えないですが、常に動きがある場所では常に録画されたり常にマーカーされたりするので常時録画と差が出にくかったりします。
動作検知は以下のような点に注意して利用することで効果を発揮します。
製造現場向け監視カメラシステム「カイゼンカメラSopak-C」は動作検知での録画も対応しています。
カメラ事に時間を指定して特定の時間だけ動作検知させることも可能です。