投稿者: Sopak-C担当F
投稿日: 2026-03-13

監視カメラは防犯目的での使用がほとんどでしたが、近年はそれ以外の用途に活用する取り組みが注目されています。今回は監視カメラを使ってDXにつなげるいくつかのやり方をご紹介します。
DXは2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマン教授が提唱した概念で、定義としては「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」とされています。経産省が2018年に「DX推進ガイドライン」を公表し、日本でも話題になりました。DX推進ガイドラインは2022年9月にデジタルガバナンスコードと統合して「デジタルガバナンス・コード2.0」となりました。更に2024年6月の検討会で「デジタルガバナンス・コード3.0~DX経営による企業価値向上に向けて~」に改訂されました。
デジタルガバナンス・コード3.0ではDXを行うことによるメリットとして以下のようなことが挙げられています。
またDXを行う上での注意事項として以下のようなことが挙げられています。
そのうえで4点の重要点をまとめています。
経営層が率先してデジタル活用をしていくことが、DXの肝となっています。
Xにおける監視カメラを役割を表現すると「目」です。それも「離れた場所の現在と過去を見ることができる」という形容詞がつく「目」です。
世の中「見る」ことが仕事の重要な一部になっている仕事も色々あります。例えば医師や看護師、検査員や現場監督者、航空管制官などはその最たるものですが、他にもデータを見る研究者や設備の点検など多岐にわたります。これらの仕事の一部でも監視カメラで代用できるなら、人手不足が顕在化しているこれからの時代にとって最大の武器になります。
また監視カメラの一見気に留めないが重要な特徴として、「記録された録画は時刻情報と紐づいている」という点もあります。
まずは目としての役割に注目しての活用方法をいくつか挙げてみましょう。
これは監視カメラの見るという用途で最もしやすいもので、実際にもよく使われているものです。例えば航空管制などでは駐機中状況を高所から確認するためなどに利用しています。一般的な用途でいうと簡単に入れないサーバー室やクリーンルーム、装置内部などに設置することで、中に入らなくても様子を確認できます。最近ではオリンピックなどのスポーツイベントでも遠隔カメラが活用され、人間のカメラマンでは不可能なアングルでの撮影を可能としています。
監視カメラを一般社員が気軽に利用できる企業などでは最も使われる使い方だと思われます。内線をかける前にカメラで在席を確認してからかけることで無駄な電話の待ち時間がなくなります。また会議室の利用状況を見たり、作業者が作業場で作業しているかの確認などにも活用できます。
梱包時の様子を記録しておくことでそれを自社や社員を守る証拠として客先に提示できます。これは防犯目的でよく使われていた録画の活用方法ですが、実は製造業などでもかなり有効な利用方法になります。不良品が発生した際に、なぜ発生したのかは見ていないと正確な原因がわかりませんが、常時作業場を記録しておくことでそれが不良品の発生原因を解明する鍵になります。また客先とのやり取りの中で数量の不足や傷などのクレームがあった場合も、梱包時の様子を記録しておくことでそれを自社や社員を守る証拠として客先に提示できます。
次に時刻情報と紐づいて記録されている点に注目して活用方法をいくつか挙げてみましょう。
工場などの生産活動などでは作業時間や段取り時間などは生産管理システムなどで記録できたりしますが、どのように作ったかを記録するには監視カメラが最適です。監視カメラの録画は日時と対応して記録されているので、生産情報の作業日時と紐づけることで連携することができます。「作業をどのようにしたか」を後から確認できるため様々な改善活動を行うことができます。
監視カメラの録画で過去の作業を確認し、それを標準化することで作業標準としてに利用できます。監視カメラでの録画はビデオカメラで改めて撮るのと異なり日常の作業を記録できるため、無理のない日常の作業を作業標準にできます。前述の作業の定性記録を兼ねながら実施できます。
機械のメーターやインジケーターをカメラで記録することで遠隔地から確認できるだけでなく、録画することでその当時の機械の状況を記録できます。複雑なセンサーを機械に直接付けなくてもメーターの値やインジケーターの状態などを記録でき、時刻と紐づけできるので機械の不調時の原因把握に活用したり生産品質の管理に役立てることができます。近年はメーターの値を読み取るAIなどのソリューションも世の中に存在します。
2007年ごろにいち早く監視カメラを監視以外の目的で活用し、中小企業IT経営力大賞を受賞した株式会社小林製作所は監視カメラDXソリューション「カイゼンカメラSopak-C」をご提供しております。
上記で紹介したような用途に活用できるように作られており、精密板金を本業とする小林製作所の社内でも活用しております。
興味がありましたらぜひお問い合わせ下さい。